喪服の洗濯はクリーニング店?自宅?正しいお手入れ方法とは|東京の高級ブランドクリーニング店 アルテフェロ

お役立ちコラム

一年に数回、着用するかしない喪服、きちんと洗濯していますか?
喪服は色やデザイン性から、汚れがあまり目立たないため洗濯をせずに保管する人も多いでしょう。

しかし、喪服は線香のにおいや埃などが付着しやすいため、洗濯をしないまま保管するのはおすすめしません。

今回は、喪服の洗濯は自宅でもできるのか、クリーニング店に依頼した方が良い理由、料金相場などについて詳しく解説します。

喪服の洗濯はクリーニング店?自宅?正しいお手入れ方法とは

喪服は自宅で洗濯できる?

喪服のクリーニング代を節約するために、自宅での洗濯を考える人は多いでしょう。
素材によりますが、喪服によって自宅での洗濯が可能です。

自宅で洗濯できるか確認するには、次の洗濯表示を確認しましょう。

・洗濯機洗い(洗濯桶に水の張ったマーク)
・手洗い(水の張った洗濯桶に手のマーク)
・タンブル乾燥(四角の中に◯と・または・・のマーク)

洗濯表示が新しくなったため、喪服によっては従来のマークが表示されている可能性があります。

水洗いできない場合、洗濯機洗いや手洗いマークにバツ印が記載されています。
デリケートな素材は、ドライクリーニング(◯の中にPのマーク)やウエットクリーニング(◯の中にWのマーク)が必要なので、クリーニング店に依頼しましょう。

短時間しか着用しない喪服も洗濯するべき?

1日1時間しか着用していない喪服でも、外部からの汚れがたくさん付着しています。
衛生面から見ても、一度着用した喪服は洗濯するべきでしょう。

また、喪服を洗濯する理由は衛生面の他、縁起の面でもきれいに洗うべきという考えがあります。

喪服は、通夜や告別式、火葬、葬式などの弔事に着用します。
縁起が良くないことをいつまでも引きずらないとのことから、喪服をクリーニングに出してお清めすることが大切です。

たとえ短時間しか着用していなくても、喪服はクリーニングに出した方が良いでしょう。

喪服の洗濯はクリーニング店が良い理由

喪服を自宅で洗濯すると、汚れがしっかり落ちない可能性があります。

普段着と違って喪服は着る回数が少ないため、汚れ残りがあると保管中にさまざまなトラブルを引き起こします。

中でも喪服に多いトラブルが「白カビ」です。
白カビが生える原因は、皮脂や汗、食べ物の残りカスなどの栄養源と最適な環境です。

洗濯表示で水洗いOKのマークがあれば洗濯可能ですが、カビのエサとなる汚れや保管時の温度や湿度が快適な環境を保つと、喪服に白カビが発生します。

「通夜の1時間だけしか着用していないから自宅の洗濯でいい」や「汗をかかない季節だからクリーニングは次で大丈夫」など、自己判断による洗濯方法はカビを生やすきっかけになるでしょう。

クリーニング店の多くは、喪服を別メニューとして用意しています。
喪服の洗濯はワイシャツやTシャツなどとお手入れ方法が違うので、専門店できれいにしてもらうのもおすすめです。

喪服の洗濯をクリーニング店でする料金相場

喪服の洗濯をクリーニング店に依頼したとき、一番気になるのが料金でしょう。
クリーニング店の料金相場は、店舗と宅配で違います。

店舗:1,400~2,300円
宅配:1,000~2,500円
※上下合わせた料金相場

男性の喪服の場合、スーツとワイシャツに分けて料金表示するケースが多く、ワイシャツはビジネス用と同じ価格帯が一般的です。

クリーニング料金は安いに越したことはありませんが、安い分、染み抜きやカビ落としといった専門的なサービスに欠けている可能性があります。

喪服は目に見えない汗ジミや埃が付着しているので、デリケートな衣類を得意とするクリーニング店への依頼がおすすめです。

喪服の洗濯の注意点

喪服を洗濯する際は、次のポイントに気をつけましょう。

ポケットの中や装飾品の確認

喪服のポケットの中に、ティッシュや紙など水に溶ける素材のものが入っていないか確認しましょう。
知らずに洗ってしまうと他の衣類に影響し、お手入れが大変です。

また、クリーニング店によって装飾品のついた喪服はお断りするケースがあります。
ビーズなどのアクセサリーが装飾されている場合は、できる限り取り外しておくようにしてください。

ビニール袋のカバーは外して保管

クリーニング店から戻ってきた喪服は、汚れ防止のためにビニール袋のカバーがかけられています。
そのまま保管したいところですが、喪服に発生しやすいカビは湿度60%以上の環境を好み増殖します。

多くの人が喪服を保管するクローゼットや押入れは風通しが悪いため、ビニール袋のカバーをかけておくとカビにとって好条件の環境を作ります。

クリーニング店から戻ってきたときは、ビニール袋ではなく不織布などの風通りの良いカバーに付け替えましょう。

まとめ|喪服の洗濯はクリーニング店に任せよう

喪服の洗濯は自宅でも可能ですが、汚れ残りがあると白カビを発生させます。
また、使用する洗剤や洗い方によって色落ちや型崩れを引き起こし、着用が難しい状況を作る可能性もあります。

喪服はデリケートなアイテムなので、高級アイテムも得意なクリーニング店に任せるのが安心です。

アルテフェロ株式会社は高級クリーニングに対応しているので、ご相談ください。

東京の一般から高級ブランド衣類まで扱えるクリーニング店「アルテフェロ」こちら

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