お役立ちコラム|東京の高級ブランドクリーニング アルテフェロ

お役立ちコラム

衣替えが終わり、お気に入りのニットを着てみたらシミが付いていた、なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
ニットの繊維は柔らかく、いろいろなタイプの色素が沈着しやすいため、ちょっとした汚れでもすぐに落としておかないとシミになってしまうので要注意です。
ここでは、ニットのシミの落とし方から、時間が経ったシミへの対処法をご紹介します。

ニットにシミができる原因とは?

ニットに限らず、シミには原因があります。適切な対処をしないと、落ちなくなるだけではなく、生地が傷んでしまったり、ニット特有のふんわり感もなくなったりしてしまいます。お気に入りのニットをダメにしないよう、シミを落とす前に原因をしっかり把握しておきましょう。

油性や混合性のシミ

Vネックや丸首などのニットの場合、脱ぎ着をするときにファンデーションや口紅などメイクの汚れが付きやすいです。襟ぐりに付いている汚れの多くは、メイクアイテムの付着で油性汚れになります。袖口や胸元などに点々と汚れが付いている場合は、カレーやケチャップ、ラーメンのつゆ、マヨネーズなど調味料や料理が原因の可能性が高いです。
これらの汚れは混合汚れと呼ばれるもので、油性と同じく普通に洗濯をするだけでは落とせません。

タンパク質汚れ

脇の下や首周り、袖口などが黄ばんでいる場合は、食べこぼしや皮脂や汗などのタンパク質汚れです。最近は空調設備が整っているので、ニットを着る季節でも室内では汗ばんでしまうこともあります。すぐに洗濯をすれば落とせますが、ニットは頻繁に洗うものではないため、皮脂や汗汚れに気がつかず放置をしてしまうと、黄ばんだシミになってしまいます。

クリーニング後そのまま保管していた

季節終わりにニットをクリーニングに出せば、しっかり汚れが落とせているので、そのまま保管すれば大丈夫と思っている方も多いようです。しかし、ビニール袋に入れたままだと通気性が悪く、湿気が溜まってしまい、残っていた汚れが浮き上がってきてシミになることがあります。

ニットのシミの落とし方

ニットに汚れが付いてしまったら、適切な対処をしておかないと落ちないシミとなって残ってしまいます。シミは原因によって落とし方が異なるので、正しい対処法を覚えておきましょう。

油性・混合汚れの落とし方

メイク汚れや食べ物の汚れは、オイルクレンジングもしくは消毒用アルコール、食器用洗剤と使い古した歯ブラシを使って落とします。シミの部分に、オイルクレンジングか消毒用アルコールを付けたら、使い古しの歯ブラシで外側から内側に向かって軽くたたいてください。汚れが浮かび上がったら、水で薄めた食器用洗剤をシミに付けて、タオルで軽くたたきながら汚れに浸透させます。汚れをしっかり緩ませたら、タオルをお湯で軽く濡らし、シミの部分の汚れをたたいて落としましょう。シミが落ちたら、通常の洗濯方法で洗濯をしてください。

水溶性汚れ(タンパク質汚れ)の落とし方

水溶性汚れ(タンパク質汚れ)は、おしゃれ着用の中性洗剤と使い古しの歯ブラシ、タオルを使って落とします。シミの部分の下にタオルを敷き、中性洗剤をシミに付けたら、上から歯ブラシでトントンとたたいてシミをタオルに移してください。シミがある程度タオルに移ったら、手洗いもしくは洗濯機のおしゃれ着コースで洗いましょう。

時間が経ったニットの汚れは落とせない?

上記のシミ対処法は、あくまでも汚れが付いてしまったときのもので、時間が経っている場合は落とせません。残念ながら、時間が経ったニットのシミは自分では落とせないことが多く、生地を傷めたりシミの沈着を防いだりするためにもクリーニング店で落としてもらうのがおすすめです。
もし、どうしても自分で落としたいという場合は、セスキ炭酸ソーダと酵素系漂白剤を使って落としてみましょう。セスキ炭酸ソーダをシミに振りかけたら、液体の酸素系漂白剤を多めに付けます。そこに、熱湯をゆっくりとかけて、10分ほど放置してみてください。放置後、タオルでトントンと水分を吸い取らせて、シミの状態を確認し、残っているようであれば同じ工程を繰り返します。ただし、セスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので色落ちのリスクがあります。色の濃いニットには使わないようにしましょう。また、ニットの毛足の長さによってはふんわり感がなくなってしまう可能性も。ニットの状態をチェックしながら行なってください。

ニットを綺麗に保つ方法

ニットはシミができやすいので、保管方法に注意が必要です。洗濯をすればそのまま収納しても構いませんが、ニットを頻繁に洗うと生地が傷んでしまうため、数回着てから洗うのが一般的です。洗濯をしないで収納するときには、一手間かけることで綺麗に保てるので、その方法をご紹介します。

1回着る度にブラッシングをする

ニットは毛足が長いですし、静電気によって埃や汚れが付着しやすいので、1回着たら必ずブラッシングをしましょう。ブラッシングをして毛足を揃えることで、見た目が綺麗になるのはもちろん、毛玉を防いだり汚れに気がついたりすることができます。

収納前にたたき拭きをする

1回着ただけであれば、見た目には汚れていないかもしれません。しかし、首周りや袖口には冬であっても皮脂や汗が付着しますし、目立たない食べこぼしやハネなどがあるので、収納する前にたたき拭きをしましょう。濡らして固く絞ったタオルで、汚れていそうな部分をポンポンとたたいて、汚れを取り除いてください。

どうしても落ちないシミはクリーニングに頼りましょう

ニットのシミの落とし方をご紹介しましたが、汚れの種類や収納していた環境などによっては落とせないこともあります。頑固なシミには、キッチンハイターを使うという方法もありますが、一歩間違えると生地を傷めてしまうので着られなくなってしまいます。ニットはトレーナーやブラウスよりもデリケートなので、落ちないシミを自己流でどうにかするのは難しいのが実情です。大事なニットを綺麗に長く着るためには、シミ抜きはプロに頼るのがベストです。高級クリーニングであれば、生地を傷めずにシミを落としてくれるので、1度相談してみるといいでしょう。

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