服に付いたボールペンのインクの落とし方は?タイプ別に方法をチェック|東京の高級ブランドクリーニング店 アルテフェロ

お役立ちコラム

ボールペンのインクが服に付いてしまい、落とすために苦労したという方は多いのではないでしょうか。
インクが付いてしまうのは日常においてよくあること。とはいえ、大切な服に汚れが付いたままにはしておきたくありませんよね。

そこで今回は、服にボールペンのインクが付いた時の落とし方についてご紹介します。インク汚れで困っているという方は、ぜひ参考にしてください。

服に付いたボールペンのインクの落とし方は?タイプ別に方法をチェック

服に付いたボールペンのインクは落とせる?

服に付いたボールペンのインクを落とすことは可能です。自分で落とすことができる場合もあるため、インクを落とすためにできることを知っておきましょう。

知っておきたいのは、ボールペンの種類によって落とし方が異なるということです。同じ方法では全てのボールペンのインクを落とすことはできません。
まずは、自分が付けてしまったボールペンの種類を確かめるところから始めていきましょう。

ボールペンのインクが水性・ゲルインクの場合

ボールペンが水性あるいはゲルインクだった場合は、洗濯用の弱アルカリ性の洗剤が効果的です。ただし、色柄物は色落ちしてしまう可能性があるため、目立たない場所に少し洗剤を付けて色落ちしないことを確認する必要があります。

まず、机の上にタオルを敷き、その上に染みが付いている面を下向きにして置きましょう。続いてその部分に洗濯用の弱アルカリ性洗剤を付けてください。この上を歯ブラシで軽く叩き、下に敷いているタオルにインクを染み込ませるように動かしましょう。染みがある程度落ちたら、洗濯機で洗うか手洗いをしてください。

また、ゲルインクの場合は落としにくいため、同じ方法で落とせないこともあります。そういった時には、無理にこすったりせずにクリーニング店に持ち込みましょう。

ボールペンが油性の場合

ボールペンが油性インクである場合も基本的なやり方は同じです。

まずは平らなところにタオルを敷き、その上に染みが付いた面を付けて置きます。ここからが水性・ゲルインクとの違いですが、油性の場合はクレンジングオイルを付けましょう。また、時間が経ってしまったら除光液が効果的です。

あとは水性インク同様に歯ブラシで染みを叩いていきます。これで洗濯をすれば、染み抜き完了です。

フリクションボールペンのインクの場合

書いて消せるボールペン、人気のあるフリクションボールペンのインクですが、このインクを落とすことはできるのでしょうか。
フリクションインクは温度の変化を利用して簡単に落とせる仕組みになっています。

具体的な方法として、アイロンを当てるのが効果的です。熱したアイロンを当てるだけで、インクを消すことができます。フリクションインクは60℃以上の熱を当てると消える性質を持っています。

しかし「温度が下がるとインクの色が復活するのでは?」と心配になりますよね。実は、フリクションインクは、マイナス20℃以下の気温に晒されると再び色が浮き上がってくるという性質も持っています。マイナス20℃に晒されることがなければ、汚れが復活する心配はないでしょう。

(※)参照:株式会社パイロットコーポレーション「とっても便利な消せるボールペン。でも…、色が消えるのはなぜ?」

インクが付いた時にしてはいけないこと

インクが付いた時に気を付けたいのが、応急処置を誤らないことです。外出先など、すぐに洗濯ができない時には放置しないことが重要です。
特に慌ててこすったり、インクの種類を見誤ったまま不適切な処置をしたりしないように気を付ける必要があります。

外出先での応急処置の方法

では、外出先ではどう対応すればいいのでしょうか。ボールペンのインクは外出中に付けてしまうことが多いため、これはぜひ知っておきたいところです。

基本としては、どのインクであってもすぐに処置をするべきです。放置しておくとインクが染み込んで、落ちにくくなってしまいます。そうならないためにも、正しい処置を知っておきましょう。

ボールペンが水性・ゲルインクの場合

水性・ゲルインクの場合は、汚れた箇所の裏にペーパーを敷いてください。その部分を濡らし、布で叩くと汚れが浮き上がります。布に汚れが移らなくなるまで、丁寧に叩き続けましょう。

ボールペンが油性の場合

ボールペンが油性の場合は、乾いた布を当ててつまみ、汚れを浮かせましょう。油性インクは落としにくいイメージがあるかもしれませんが、インクを浮かせておけば応急処置としては十分です。

水性であれ油性であれ、早めの応急処置が肝心です。帰宅してからすぐに適した処置を行いましょう。

汚れが落ちなければクリーニングへ

「どうしても汚れが落ちない」「インクの染みが広がってしまった」などのトラブルがあった場合は、自分で解決しようとせずにクリーニングに出しましょう。専門業者であればきれいにインクの染みを抜いてくれることが期待できますし、染み抜きの後処理も丁寧に行ってくれます。

特に、自分で処理するのが不安な方や、大切な服だからどうしても汚れを落としたいという方には、クリーニングに出すことをおすすめします。

まとめ

服に付いたボールペンのインクは、水性であれ油性であれ、落とすことが可能です。水性の場合は弱アルカリ性の洗剤、油性の場合はクレンジングオイルを使いましょう。応急処置をしておくことも、インク汚れをきれいに落とすためのポイントになります。
正しい方法で染み抜きをしてもインクが落ちないようであれば、染み抜きの技術が高いクリーニング店に依頼しましょう。

当社はハイブランドな衣類でも扱っているクリーニング店です。
染み抜きにお悩みの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。

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