Tシャツのカビをクリーニングで落とすには?注意点をチェック|東京の高級ブランドクリーニング店 アルテフェロ

お役立ちコラム

洋服の中でも活用の幅が広いTシャツ。お気に入りのTシャツをたくさん持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、保管の状態によってはカビが生えてしまうこともあります。「せっかくお気に入りのTシャツを着ようとしたのに、カビが生えていた」となったら、気分が落ち込んでしまいますよね。
今回は、Tシャツにカビが生えてしまった場合にクリーニングで落とせるのか、対処法について解説していきます。

Tシャツのカビをクリーニングで落とすには?注意点をチェック

Tシャツにカビが生える原因

そもそも、なぜTシャツにカビが生えてしまうのでしょうか。まずはその原因を知っておきましょう。

栄養(汚れ)

カビが発生する原因のひとつは、Tシャツに付着した汚れです。洗い流されなかった皮脂や汗、垢といったたんぱく質の汚れはもちろんのこと、わずかな埃もカビの原因になってしまいます。他にも、食べかすなどが付いたままになっていることも、カビが生える原因になります。

気温・湿度

カビが好む気温は、25℃~28℃とされています。
人間にとっては過ごしやすい温度なので、エアコンなどをこの温度に設定している方も多いのではないでしょうか。また、湿度が高いほど、カビは発生しやすくなります。

カビの種類とは

カビは2種類に分けられることをご存じでしょうか。落としやすいカビと落としにくいカビがあるため、それぞれの特性をよく知っておくことが重要です。

白カビ

白カビは生えやすく、しまいこんでいた洋服に付いてしまうことが多いものです。
一度着て「あまり汚れていないから」と、洗濯をせずに保管していると、白カビが生えてしまうことがあります。あまり着る機会のない服、例えば礼服・喪服などをクリーニングに出さずに保管してしまうと、白カビが発生する可能性があります。白カビは、手入れを怠っていると発生しやすいので、Tシャツの場合も汚れが残った状態で保管していると、発生することもあるでしょう。

黒カビ・色素系カビ

カビは黒色の「黒カビ」だけではなく、緑や赤などの色もあります。これらは「色素系カビ」と呼ばれ、こびりついてなかなか落ちない性質を持っています。

しかし、基本的に衣類に付くのは黒カビです。黒カビは繊維に絡み付く力が強く、頑固な汚れとなってしまいます。表面だけを拭いても、完全に拭き取ることはできません。

家庭でカビを落とす方法

衣類にカビを見つけた場合どのように落とすのか、方法とポイントをチェックしましょう。

白カビを落とす方法

まずはTシャツを外干しして乾燥させましょう。
次に、白カビをブラシやハケで叩き落とし、消毒に使われるエタノール液を付けてトントンと叩けば簡単に落とすことができます。
十分に叩き落とせたら、洗濯機で洗い再び干しましょう。
この一連の流れで白カビを落としてみてください。

白カビがTシャツ全体に広がってしまっている場合は、漂白剤を使うといいでしょう。
漂白剤をお湯で溶かして、そこにTシャツを付け置きしてください。白カビがたくさん発生している場合は、クローゼットやタンスの中の空気がこもっていて湿度が高かったり、内側の温度が高くなっていたりする可能性があります。白カビの繁殖を防ぐためにも、除湿・換気などを行いましょう。

黒カビを落とす方法

頑固な黒カビですが、家庭でもできるだけ薄くすることができます。
まず漂白剤をお湯で溶かしたものに漬け置きし、洗濯機で洗いましょう。

漂白剤には「塩素系」と「酸素系」の二種類があります。酸素系よりも塩素系のほうが、漂白する力は高いですが、皮膚につくと危険なので取り扱いには注意しましょう。またデリケートな素材や色柄もののアイテムの場合は、塩素系漂白剤が使用できません。洗濯表示を確認してください。
塩素系漂白剤の使用が可能なアイテムであれば、使ってカビを落としましょう。

家庭でできる予防法

カビが生えないようにするためには、通気性のよさが重要です。
Tシャツをしまっているクローゼットやタンスの中の空気がこもっていると、カビが発生しやすくなってしまいます。カビ予防のためにも、収納場所には定期的に空気を送り込んだり、隙間を開けて風通しをよくしたりしましょう。

また、一度着たTシャツはきちんと干してからしまいましょう。少しでも湿っていると、カビの生える原因になってしまいます。生乾きのままクローゼットやタンスにしまうと、他の衣類にも湿気が移ってしまいます。
カビの発生を防ぐためには、「乾燥しているか」「汚れが残っていないか」しっかりと確認してから保管することが重要です。

カビ処理を依頼した場合の追加料金の相場

どうしても自宅でカビが落とせない場合は、クリーニング店を利用しましょう。店舗型のクリーニングでカビ処理を依頼する場合、追加処理料金がかかります。350円〜600円の追加が相場となっていますが、アイテムや状態によって変わるので、クリーニング店に確認すると安心です。

カビが生えたTシャツをクリーニングに出すメリット

Tシャツのカビは自宅でも取り除くことができるものもあります。しかし、完全に取り除けない場合もありますし、見落としてしまうこともあるでしょう。
その点、クリーニングに出せばプロがしっかりと除去してくれます。完璧な仕上がりが期待できるため、Tシャツや衣類にカビが生えてしまった場合は、クリーニングに出すことをおすすめします。

まとめ

Tシャツに生えるカビは自宅で取り除くこともできます。しかし、取り除くのは手間がかかりますし、取り除けたかどうかを確認するのは非常に難しいと言えます。一見きれいに落とせたように見えても、実はまだカビが残っているかもしれません。大切なTシャツは、ぜひプロのクリーニングに依頼をしましょう。

アルテフェロは、高級アイテムのクリーニングが得意なクリーニング店です。
大切なTシャツ、ブランドのTシャツにカビが生えてお困りの場合は、ぜひご相談ください。

東京の一般から高級ブランド衣類まで扱えるクリーニング店「アルテフェロ」こちら

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