パーティードレスは結婚式や同窓会などで着ることが多いですよね。
着用頻度が少ないので、クリーニングに出すのも迷ってしまう方も多いかもしれません。
ここでは、パーティードレスをクリーニングに出すポイントや、家庭でのお手入れ術について説明していきます。
目次
パーティードレスはクリーニングに出した方が良い?
パーティードレスには、シルクやオーガンジー、チュールなどデリケートな素材が使われています。
リボンなどの装飾が付いているものもあり、自分で洗濯をすると生地をダメにしてしまったり、装飾品が壊れてしまったりする可能性があります。
また、ドレス特有のふんわり感や滑らかさが無くなってしまうかもしれません。
特殊な素材やデザインのパーティードレスは、たとえ水洗いや洗濯機使用がOKとなっていても、ドレスの美しさや風合いを保つにはクリーニングに出すのが正解です。
パーティードレスをクリーニングに出すポイント
パーティードレスをクリーニングに出すとしても、タイミングやどういったクリーニング店に出せばいいか分からないという方もいるかもしれません。
クリーニングに出すポイントが分からないと、だんだん億劫になってそのまま保管ということになってしまうので、出すタイミングやクリーニング店の選び方をチェックしておきましょう。
クリーニングに出すタイミング
パーティードレスは、1回着用したら必ずクリーニングに出すのが鉄則なので、着てから3日以内にクリーニングに出しましょう。
繊維に付着した皮脂汚れや汗などは、時間が経つほど落ちづらくなってしまいます。
1週間ほど放置してしまうと、普通のクリーニングでは完全に汚れを落とせない可能性もあるので、できるだけ早めに出すようにしてください。
クリーニングはドレスを扱っているお店に出すこと
あまり意識しないかもしれませんが、クリーニング技術はお店によって違います。
安いから技術が低いとは限りませんが、それでも低価格を売りにしているクリーニング店の場合は効率よく仕上げることを優先したクリーニング方法を採用しています。
そのため、パーティードレスのようなデリケートな衣類は型崩れしやすく、汚れが落としきれていない状態で仕上がってくることがあります。
これではクリーニングに出す意味がないので、必ずドレスを扱っている高級クリーニング店に出すのがポイントです。
パーティードレスのクリーニング料金について
クリーニングに出すのはいいけど、料金が気になるという方も多いでしょう。
パーティードレスのクリーニング料金の相場は2,000円から5,000円程度になります。
もちろん、ドレスの素材やクリーニング店によって違いますが、確かに安いとは言えません。
しかし、自宅で洗濯をして素材を傷めてしまったり、型が崩れて着られなくなってしまったりすれば、ドレスそのものの代金が無駄になってしまいます。
それを考えれば、多少値が張るとしても大事なパーティードレスを安心して綺麗にしてもらえる、クリーニング後はそのまま保管できるのですから、たとえ5,000円かかるとしてもクリーニング店に出すのが正解です。
パーティードレスのお手入れ術
クリーニングに出したら、後はクローゼットに仕舞えば大丈夫というわけではありません。
クリーニングは汚れを落として形を整えるために出すのであって、自宅でのお手入れは別物です。
ここでは、クリーニング後のお手入れ術をご紹介します。
梱包用のビニールを外して通気性の良いカバーをつける
クリーニングから返ってきたドレスはビニールで梱包されていますが、このままクローゼットに仕舞うと、湿気がこもってしまいカビや変色の原因になります。
ビニールカバーは保管用ではないので、必ず外して、通気性の良いカバーに付け替えてください。
除湿剤を設置する
クローゼットの中は湿度が高くなりやすいため、湿気がこもります。
そのため、いくら通気性の良いカバーをつけていてもカビやシミが発生してしまうことがあるので、除湿剤を設置しましょう。
除湿剤は、水が満タンになったら効果がなくなってしまうので、1ヵ月に1回はチェックして、水が溜まっていたら新しいものに取り替えてください。
衣替えのタイミングで陰干しをする
除湿剤を置いていても、クローゼット内は湿気がこもってしまう日もあるので、衣替えのタイミングで陰干しをするのがおすすめです。
陰干しをする時にはカバーを外し、日光が当たらない日陰で一晩干しましょう。
干し終わったら、軽くはたいて埃を落とし、カバーに入れて仕舞ってください。
パーティードレスをクリーニングに出す時の注意点
クリーニングに丸投げをすれば、新品のような状態で戻ってくると思ってしまいがちですが、お店によって技術や対応は異なります。
安いクリーニング店だと、普通の衣類と同じ扱いをされてしまうかもしれないので、クリーニングに出す時の注意点を押さえておきましょう。
装飾品は取り外す
リボンやストールなど、取り外せる装飾品は別の袋に入れてクリーニングに出しましょう。
ドレスのクリーニングに慣れていないお店だと、そのまま洗ってしまうということもあるので、装飾品は取り外しておくのがベストです。
シミはシミ抜きをしてもらう
全体をチェックして、シミがあった場合はシミ抜きを依頼した方が良いでしょう。
ドレスの色合いによってはクリーニング店が気付かないこともあり、シミ抜きをしないまま仕上げてしまう場合も。
汚れは自分でチェックしてください。
大切なパーティードレスはクリーニングで綺麗に保つ!
パーティードレスは、簡単な汚れであれば自分でお手入れできますが、1回着用すると汗や皮脂など見えない汚れも付いています。
これらの汚れを落とさないまま保管すると、黄ばみやシミなどで着られなくなってしまいます。
1回着たら、クリーニングをしてから保管するのがドレスを長持ちさせるコツなので、少し割高でも信頼できる高級クリーニングに出してベストな状態を保ちましょう。