洗濯をすれば、衣類の汚れが取れてすっきりしますが、ワイシャツやブラウスはシワができてしまうためアイロン掛けをしなくてはいけません。
毎日仕事や家事で忙しい方にとっては、アイロン掛けのちょっとした時間も貴重なので、手間を少しでもなくしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、服のシワの取り方やシワができにくくなる方法など、アイロン掛けの手間を軽減する方法を紹介していきます。
目次
服のシワの取り方
服のシワの取り方は、当たり前ですがアイロン掛けをすることです。
まずはアイロンのスイッチを入れて、服の素材に適した温度まで温めます。
その間にアイロン台を用意して、ちょうど良い温度になったら、シワの部分にアイロンをあてていきましょう。
アイロンを使えば、服のシワは簡単かつ綺麗に取れます。
アイロンなしで服のシワを取る方法
服のシワの取り方で、スタンダードなのはアイロン掛けです。
しかし、アイロン掛けをするとなると、アイロンを温めたり台を用意したりと何かと手間が掛かります。
また、一人暮らしの方などはアイロンを持っていないかもしれません。
そこで、ここではアイロンなしで服のシワを取る方法を紹介します。
霧吹きとドライヤーでシワ伸ばし
一番手軽なシワ取り方法は、霧吹きとドライヤーを使った方法です。
まず、水を入れた霧吹きを服のシワの部分に掛けて、少しだけ湿らします。
湿ったら、両手でシワの部分をパンパンと叩いたり、少し強めにシワを引っ張ったりすることでシワが伸ばせます。
もし、手作業でシワが解消できない場合は、ドライヤーを使いましょう。
湿らせた部分のシワの部分に温風をあてて、手のひらでシワを伸ばしてみてください。
シワが消えたら、最後に冷風をあてるとシワがよることもありません。
ちなみに、霧吹きは消臭スプレーやアロマウォーターでも代用できます。
ニオイが気になる方や良い香りを付けたいという方は好きなものを使ってください。
ヘアアイロンでシワ伸ばし
少し強めのシワの場合は、霧吹きやドライヤーでは消えないので、ヘアアイロンを使うのもおすすめです。
ヘアアイロンは温度が高く、またシワをしっかり挟みこめるため、より綺麗に仕上がります。
ただし、設定によっては温度が高すぎることがあり、服が焦げてしまう可能性もあるので、ヘアアイロンを使う時には温度設定に注意してください。
ホットタオルでシワ伸ばし
ヘアアイロンがない場合は、ホットタオルを使うというのもおすすめです。
タオルを水で濡らしたら、電子レンジでタオルを温めてホットタオルを作りましょう。
ホットタオルをシワの部分にあてて、じんわりとシワが伸びたら干してください。
熱い蒸気のおかげでシワはきちんと伸びますし、干して乾かすことでシワを解消できます。
衣類スチーマーでシワ伸ばし
衣類スチーマーは、アイロンよりもシワを伸ばす効果は低いものの、収納場所も取らず用意の手間もないので、手軽にシワを伸ばしたいという方は1台持っておくといいでしょう。
スチーマーから出る水蒸気が、衣類の繊維を伸ばしてシワを取ることができます。
コートやネクタイなど太めのシワであれば綺麗に伸びますし、ネクタイやズボンの折り目などのプレス仕上げもできるのでとても便利です。
また、ミトンがあればハンガーに掛けたままシワが伸ばせます。
服のシワができにくくなる洗濯方法とは?
ワイシャツなどを洗濯すると、どうしてもシワはできてしまいますが、シワをできにくくすることは可能です。
ちょっとした一手間でシワが目立たなくなるので、ぜひ洗濯時の習慣にしてください。
脱水は短時間で行なうこと
シワができてしまうのは、脱水時に服が絡んでしまうことが原因の一つになります。
つまり、脱水時間が短ければシワができにくくなるのです。
ワイシャツやブラウスなどは乾きやすいので、脱水時間を短くしてもきちんと乾きます。
どうしても脱水時間を短くしたくない、という場合は洗濯ネットに入れましょう。
洗濯が終わったらすぐに干すこと
洋服は、濡れた状態に一番型が付きやすくなります。
そのため、洗濯が終わってもしばらくの間洗濯機の中に入れっぱなしにするなど、干すまでに時間が掛かってしまうと、シワがたくさんできてしまうので注意しましょう。
ですので、できるだけ洗濯が終わったらすぐ干すようにしてください。
また、干す時にしっかり服を叩いて伸ばすというのも効果的です。
シワ取り効果のある柔軟剤を使う
柔軟剤は、繊維を柔らかく仕上げる効果があるため、柔軟剤を使うとシワができにくくなります。
最近は、シワを作らない効果が期待できる柔軟剤もあるので、洗濯や干す時に手間を掛けたくない方は、機能性の高い柔軟剤を使ってみましょう。
コツをつかんでアイロン掛けの手間をなくそう!
アイロン掛けというのは、アイロンと台を準備するというアクションがあるので、ちょっとした合間にできる家事ではありません。
そのため、多少のシワであればアイロン掛けをしないで、そのまま着てしまうということもあるでしょう。
しかし、服のシワは意外に目立つので、だらしない印象を与えてしまうので要注意です。
どうしても面倒だったり、毎日アイロン掛けをする余裕がない場合は、クリーニング店にお任せして、いつでもシワのない綺麗な状態で着られるようにしておくことをおすすめします。