紅茶の染み抜きを家庭で行なうコツとは?|東京の高級ブランドクリーニング店 アルテフェロ

お役立ちコラム

紅茶は、朝のリラックスタイムやお友達との楽しいカフェタイムにぴったりの飲み物です。
しかし、うっかりこぼしてしまったり、気がつかないうちにはねてしまったりするとシミになってしまうので要注意です。
ここでは、紅茶の染み抜きを家庭で行なうコツをご紹介します。
いざというときのために覚えておきましょう。

紅茶の染み抜きを家庭で行なうコツとは?

紅茶の染み抜きはスピードが重要!

紅茶の染み抜きは、何と言ってもスピードが重要です。
外出先の場合は、シミがついたからといってすぐに洗うことはできませんが、何もせずに放置しておくと落としにくくなってしまいます。
紅茶は水溶性なので、水に溶けやすいことから、早めに対処をすることで色素の沈着を防ぐことができます。

自宅であれば、すぐに染み抜きをすれば綺麗に落とせます。
洗濯するまで放置するのは避けましょう。

紅茶の染み抜きで準備するもの

紅茶の染み抜きは、基本的に台所用洗剤があればできます。
ただし、放置した時間やシミの大きさ、濃さなどによっては1回で落とせないこともあるので、少しでも早く対処できるように準備をしておきましょう。

  • 台所用洗剤
  • 洗濯用洗剤
  • 液体タイプ酸素系漂白剤
  • いらないタオル 2~3枚
  • 歯ブラシ

いらないタオルがない場合は、キッチンペーパーでも代用できます。

紅茶の染み抜きの方法

紅茶の染み抜き方法は、シミがついたばかりの軽度なものか、時間が経って繊維に色素沈着している頑固なものかによって異なります。
基本的には、シミがついてから染み抜きをするまでの時間で、汚れの程度を判断し、状態に適した方法を実践してみてください。

軽度の紅茶汚れの場合

軽度な汚れの場合は、台所用洗剤で落とします。
シミがついている部分の裏側にタオル(もしくはキッチンペーパー)を充てて、もう一枚のタオルを濡らして、シミの部分を軽くとんとんと叩いてください。
次に、台所用洗剤を水で薄めたら、歯ブラシに洗剤をつけてシミを軽く叩きます。

シミが薄くなるまで叩いたら、最後は流水で洗い流し、普段通りの洗濯をすれば綺麗になります。

頑固な紅茶汚れの場合

シミがついてから時間が経っていたり、台所用洗剤で落ちないシミには漂白剤を使いましょう。
塩素系漂白剤の方が染み抜き効果は高いですが、衣類の色落ちの原因になりやすいので、酵素系漂白剤を使ってください。

まずは、洗面器に洗濯用洗剤を垂らし、ぬるま湯を入れて軽くかき混ぜておきます。
次に、紅茶のシミに漂白剤を適量垂らし、歯ブラシで軽く叩いて馴染ませてください。
繊維に漂白剤が馴染んだら、洗濯用洗剤が入った洗面器に衣類を入れて30分程度浸け置きをします。

時間が来たら、洗面器の水を捨てて、流水で洗剤を洗い流しましょう。
これでシミが落ちていれば、普通に洗濯をして仕上げてください。

紅茶の染み抜きをするときの注意点

紅茶のシミを落とすのは比較的簡単ですが、いくつか注意点があるのでチェックしておきましょう。

洗濯表示を確認する

染み抜きをするうえでもっとも重要なのが、洗濯表示を確認することです。
当然ですが、衣類によって水洗いできない素材がありますし、水洗いできるものでもおしゃれ着用洗剤しか使えない素材もあります。

洗濯表示で「水洗いNG」となっている衣類の染み抜きを無理にしてしまうと、素材を傷めてしまうので注意してください。
水洗いできない衣類は、必ずクリーニングで染み抜きをしてもらいましょう。

紅茶汚れを長時間放置しないこと

頑固な紅茶汚れは酵素系漂白剤を使えば落とせますが、すべてのシミを落とせるわけではありません。
前述しましたが、紅茶汚れは放置する時間が長ければ長いほど落としづらくなります。
たとえば、朝につけたシミに夜気がついた場合、漂白剤を使っても落ちない可能性があります。

紅茶汚れを落とすのは時間が勝負なので、気がついたらできる限り早く対処して、長時間放置しないように気をつけましょう。

塩素系漂白剤を使わないこと

これも前述していますが、塩素系漂白剤は酵素系漂白剤よりも強い酸化力を発生させるので、衣類の色落ちを引き起こす可能性が高いです。
白いものであれば大丈夫、と思うかもしれませんが、仕上げの洗濯をする際に塩素が残っていると他の衣類が色落ちしてしまうかもしれません。

そもそも、塩素系漂白剤は染み抜きのプロもほとんど使うことがないので、家庭での染み抜きには絶対使わないようにしましょう。

大事な洋服はクリーニングに任せるのがベスト

紅茶の染み抜きを家庭で行なうコツをご紹介しましたが、基本的にシミは頑固です。
すぐに洗濯をすれば綺麗に落とせますが、気がつくまでや洗濯するまでのタイムラグがあると、たとえ漂白剤を使ってもうっすらと残ってしまうことが多いのが実情です。

漂白剤を使い過ぎると衣類を傷めてしまうので、もし1回で落とせなかった場合は家庭で落とすのは止めておいた方がよいでしょう。

特に大事な洋服を傷めてしまったり、シミがついたままになったりしたら大変なので、シミに気づいたら早めにクリーニングに出して、プロに任せることをおすすめします。

→東京の一般から高級ブランド衣類まで扱えるクリーニング店「アルテフェロ」こちら

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